原爆資料館の年間入館者数が過去最多を更新しました。円安のほか世界情勢による関心の高まりが要因とみられています。
原爆資料館の今年度の入館者数はこれまでの最多だった昨年度の198万1782人を9日に上回り、過去最多を更新しました。
資料館は増加の要因として円安を背景とした外国人旅行者の増加や世界情勢の緊迫化による関心の高まりなどをあげています。
資料館では開館時間の延長やオンラインによるチケット販売のほか今年度からは自動券売機を導入するなど混雑対策をすすめています。
最終的な入館者数は210万人を超えるとみられ、3月中には1955年の開館からの累計入館者数が8千万人に達する見通しです。