水陸両用ブルドーザ 中国地方で初作業 工期半分で「少しでも早く安全に」 広島

広島

国内に5台しかない水陸両用ブルドーザが、中国地方で初めて太田川で掘削作業しています。

峯本貴博記者「こちらのブルドーザ、高さ約10mととても大きいです」

水陸両用ブルドーザ通称「スイブル」は、陸上でも水中でも走行可能でラジコン操作で運転します。

量産が開始されて50年以上が経った現在も現役で、これまでに東日本大震災や熊本地震の復旧工事でも活躍しました。

国土交通省 中国地方整備局 太田川河川事務所 山本英利工務課長「作業工期が短くなるということで少しでも早く洪水を安全に流すことができるんじゃないかなと」

船を使っての掘削と比べて約半分の期間で作業ができるということで、太田川の治水工事のためこのスイブルは25日ごろまで掘削作業を続ける予定です。