18歳で被爆し、被団協の結成当初から運動に参加してきた被爆者・阿部静子さんのこれまでの歩みをまとめた本が出版されました。
阿部静子さんは18歳の時に被爆し顔などに大やけどを負いました。その後、結成当初から被団協の活動に参加し、被爆証言などを世界中に発信してきました。
被爆者の原爆手記などをウェブで発信する「ヒロシマ通信」が約半年かけて阿部さんに話を聞き、これまでの体験を本にまとめました。
阿部静子さん「被爆者の80年の苦節をかみしめて、ご覧くださればありがたい。苦しんで生きてきたことをこの本から察してほしい」
この本は県内各市町の図書館や大学などに寄贈されるほか、「ヒロシマ通信」のHPでも閲覧できるようになるということです。