呉市の大和ミュージアムがリニューアル工事で2月17日から1年休館します。どんな姿に生まれ変わるのでしょうか。
史上最大級の大型艦、戦艦「大和」。10分の1サイズの模型が展示される大和ミュージアムが2005年の開館以来初めてリニューアルされます。
大和ミュージアム 戸髙一成館長「今まで倉庫の中で出番を待っていた資料がたくさん出てくると思う」
館長に注目ポイントを聞きました。
まずは展示の目玉である戦艦「大和」。
戸髙一成館長「この20年間で大和について細かい情報がたくさん入った。いろいろ手直ししたいところがある」
古武家 朋哉記者「このあたりがもしかしたら変わるかもとか何か言えますか」
「ここが変わる!あそこの形が…」マニア必見の細かい説明をしてもらいましたが詳細を明かすのはNG…ということで、実際どこが変わったかは1年後のおたのしみ。
戸髙一成館長「(広地域には)昔から飛行機の研究開発生産をやっている海軍工廠があった。航空機に対する歴史の展示が大きく入る」
3階のスペースには実物の飛行機のエンジンなどを新たに展示。さらに…
古武家記者「改装中は建物の中に入れないのですがこちらのガラス越しに中を見ることができます」
屋外から「大和」を見ることができる観覧通路が設けられます。
戸髙一成館長「車いすでも見やすくする」
館内のスペースを広げるために「ミュージアムショップやまと」は屋外に移されます。
休館まで残り3日、訪れた人たちは…
宮崎から「やば!みたいな、ぎりぎりみたいな感じで」
兵庫から「戦争って絶対ダメなことなのでそういうのを伝えられるようにしてほしい」
17日から来年の3月末まで休館する大和ミュージアム。一部の展示物と新たに作られた「零式観測機」は臨時の展示室で観覧することができます。