中区の袋町公園で被爆2世のアオギリの木が倒れているのが見つかりました。警察は器物損壊の疑いで捜査しています。
山口和政記者「アオギリの木は人通りの多い公園の一角にありました。新たな苗木のそばには触らないでと貼り紙が貼られています」
広島市によりますと14日午後4時ごろ、中区の袋町公園で2009年に植えられた被爆2世のアオギリの木が根元から倒れているのが確認されました。
警察によると目撃した人が「中高生くらいの男性数人が根元から折っていた」と話しているということで、警察は器物損壊の疑いで捜査しています。
近所の人「広島の原爆の地で育ってきたものを力をもって壊すのは考えられない」
木を植えたNPOは「アオギリは広島の戦禍を生き抜いて命が続いている。大切にしてほしい」とコメントしています。