広島県庄原市で、寒さが厳しく春が遅い県北のひな祭りを彩る「とうろう菓子」づくりがすすめられています。
カラフルで独特な形の飾りものは、庄原市総領地区に伝わるとうろう菓子です。
稲草西自治会の10人が集まり、1月下旬から週1回とうろう菓子を作っています。
とうろう菓子作りは一時、姿を消しましたが春を伝える風物詩として老人クラブが30年前に復活させました。
稲草西自治会 天野武代表「伝統を守るために長く続けていくようにみんなで楽しく今やっております。玄関の方へ飾っていただくなど楽しんでもらえれば」
灯ろう菓子は庄原市内の道の駅などで、3月末まで販売するということです。