原爆資料館であの日の惨状を伝える展示が入れ替えられ公開されました。
こちらは「順子さんのブラウス」当時13歳だった順子さんが被爆時に着ていたもので「お父さん、待って……」と言い、父親の後を追うように亡くなりました。
21日から展示を入れ替えられたのは、被爆者が目の当たりにした原爆の絵の原画や被爆資料あわせて56点です。
原爆資料館では資料の劣化を防ぎ、より多くの資料を公開するため毎年展示を入れ替えています。
原爆資料館 玉川 萌学芸員「一つ一つのご遺品に向かい合っていただいて、何か一つでもご自身にひきつけて自分事として考えてもらるきっかけになれば」
入れ替えられた原爆の絵の原画は半年間、被爆資料は1年間展示されるということです。