福山市加茂町の川でPFAS検出 最大で目標値の11.6倍

広島

福山市加茂町にある川で、健康への影響が指摘されている有機フッ素化合物=PFASが検出されたことが明らかになりました。

福山市 経済環境局 藤井伸哉環境部長「加茂町の深山川において有機フッ素化合物=PFASが確認されました」

PFASが暫定目標値を超えて検出されたのは、福山市加茂町にある深山川の4地点です。

2022年から2023年に行われた水質調査で、最大で暫定目標値の11倍を超える580ナノグラムが検出されたということです。

福山市は水道水への影響はないとしていますが、周辺の住民に井戸水と沢水の飲用を控えるよう呼びかけていて今後、井戸水の調査や住民への説明を進めるということです。