男性殺害・バラバラ遺体遺棄事件 初公判 被告「自分は殺していない」広島

広島

知人男性を殺害したのち切断し遺棄した罪に問われている男の初公判が行われ、男は起訴内容の一部を否認しました。

被告の男(32)は2021年、佐伯区の親族の家で、知人の男性(当時70歳)をコンクリートブロックで顔面を殴るなどして殺害し、遺体を切断して一部を海などに遺棄した罪に問われています。

初公判で被告の男は「自分は殺していません。解体もしていません」と起訴内容について遺体の遺棄については認めましたが、殺害と損壊については否認しました。

検察側は「犯行当日に男性と二人きりだった被告は、親族を罵倒されたことに激高して殺害。遺体を損壊して遺棄した単独での犯行」などと指摘しました。

一方、弁護側は「殺人と遺体損壊は第三者の犯行であり、被告がおこなった遺棄についても第三者に強制された」と主張しています。

判決は来月13日に言い渡されます。