福山市 谷尻川でもPFAS検出…市の独自調査

広島

福山市の川から発がん性など健康への影響が指摘される有機フッ素化合物=PFASが検出されている問題。市の調査で新たに他の川からも指針値を超えて検出されました。

2022年から2023年に国が行った水質調査で、福山市加茂町にある深山川の4地点において最大で暫定指針値の11倍を超える580ナノグラムが検出されました。

結果を受け福山市は20日に市内5カ所にて独自の水質調査を実施し、新たに近くの谷尻川でも指針値を超える76ナノグラムが検出されたことを明らかにしました。

福山市は水道水への影響はないとしていますが、井戸水と沢水の飲用を控えるよう呼びかけていて今後、住民説明会などを開き状況を説明する予定です。