早朝の市道で軽自動車が歩行者はねる  フィリピン国籍の女性(48)が約12時間後に死亡 広島市安佐南区

広島

23日早朝、広島市安佐南区の市道で、40代の女性が後ろからきた車にはねられ死亡する事故がありました。

23日午前4時40分ごろ、広島市安佐南区東野の市道で、道路を歩いていた女性が、後ろからきた軽自動車にはねられました。

この事故で、広島市西区草津東に住み、フィリピン国籍のオガワ・カレンシタ・ベントゥーラさん(48)が、頭などを強く打ち、市内の病院に搬送されましたが、約12時間後に死亡が確認されました。

軽自動車を運転していた男性(62)にけがはありませんでした。

現場は歩道のない片側1車線の直線道路で、付近に街灯などなく、当時薄暗い状態だったということです。

警察は運転手の男性から話を聞くなどして事故の詳しい原因を調べています。

2025年に広島県内で交通事故によって死亡した人は前年の同じ時期に比べて5人少ない、10人になりました。