西区で起こった道路陥没事故について、広島市は周辺の建物11棟を解体する見通しを示しました。
去年9月に道路陥没事故が発生した西区福島町では傾いた建物の取り壊し作業が進められています。
広島市は25日の市議会常任委員会で、9月に行った危険度判定調査の対象となった27棟のうち、すでに工事中の市営住宅など4棟を含めた11棟を解体する見通しを示しました。
解体工事は所有者の同意が得られた建物から順次行われるということです。
さらに8棟の民間の建物に対しても改修作業を行なっていくため、所有者との協議を進めていくことにしています。
広島市は来月下旬をめどに地盤沈下の状況などをテーマにした2回目の検討委員会を開く予定です。