サイバー犯罪の手口などが巧妙化するなかで、7日、広島県警は専門の捜査官を指定しました。
県警の特別サイバー捜査官に指定されたのはサイバー犯罪対策課所属の警部補ら3人です。
3人は合格率5.4%の警察庁が実施している検定試験を突破したインターネット犯罪に対応する専門家でサイバー犯罪対策の中心として捜査にあたるほか他の捜査官への技術指導なども行います。
広島県警 特別サイバー捜査官 杉山健太郎警部補
「職員の教育・教養をしっかりやっていって県警のレベルの底上げをしっかり図っていきたい」
県警によりますと去年1年間のサイバー犯罪の相談件数は5059件で不正送金やSNSなどのアカウントの乗っ取りなどがあるということです。