雪深い県北に春を告げる「セツブンソウ」の花が、広島県庄原市で見ごろを迎え一般公開されています。
セツブンソウは旧暦の節分の頃に花を開くキンポウゲ科の山野草で、庄原市総領地区では1987年から天然記念物に指定して花を保護をしています。
2月はじめに花が咲いたものの、寒波や大雪の影響で例年より3週間ほど遅い見ごろを迎えました。
観光客
「寒いときに雪に負けないように咲くのがよい」
節分草保存会 矢吹正直さん
「公開はじめて30年近くになりますが今回のように遅くなったのは初めて。可憐でけなげで一生懸命咲いている姿を見てほしい。」
今年は一般公開の期間を1週間延ばして3月9日まで行うということです。