放影研諮問委員会 1年間の研究成果などを発表 広島

広島

原爆による放射線被ばくの影響などを調査している放射線影響研究所で、1年間の研究成果などを専門家に発表する会が行われています。

放影研で始まったのは疫学部や統計部など各部署の研究者が、1年間の研究の中間報告や成果などを日米の各分野の専門家に報告する科学諮問委員会です。

この会は毎年1回行われ、会の冒頭で放影研の神谷研二理事長は「今年は被爆80年を迎えることや、放影研が前身組織から再編成されて50年でマイルストーンとなる」と話し、研究を前に進めていきたい考えをしめしました。

3日間の日程で行われ、最終日となる5日に科学諮問委員からの助言などが文書でまとめられ、次年度の研究に活かしていくということです。