安佐南区のコンビニで女性客を殺害しようとした殺人未遂事件で、広島地裁は懲役11年の判決を言い渡しました。
被告の男(77)は去年3月、安佐南区長束のコンビニで女性客の太ももを刃物で突き刺し殺害しようとした罪などに問われています。
3日の裁判で広島地裁は「強い殺意に基づく執拗な攻撃」「適応障害が犯行に直接影響しているとはいえず、あまりに身勝手で厳しく非難されなければならない」と指摘しました。
そのうえで「一定の反省の態度は示している。年齢などから再犯の可能性が高いとはいえない」として求刑より1年短い懲役11年の判決を言い渡しました。