核兵器の保有や使用などを禁止する核兵器禁止条約の第3回締約国会議がニューヨークの国連本部で始まりました。
会議の初日、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協のメンバーで、広島の胎内被爆者の濱住治郎事務局次長が核兵器廃絶を訴えました。
日本被団協 濱住治郎事務局次長
「原爆は本人の未来を奪い家族も苦しめる悪魔の兵器です。被爆による悲劇を繰り返してはなりません」
核兵器禁止条約には現在、94の国と地域が署名し、批准も73まで増えました。
一方、日本は2022年の1回目の会議から3回連続で参加を見送っています。
会議は5日間行われる予定です。