「バラバラに…遺棄した行為は極めて悪質」知人殺害事件 被告の男に懲役20年を求刑 広島・佐伯区

広島

知人男性を殺害し遺体を解体・遺棄した罪に問われている男の裁判で検察は被告の男に懲役20年を求刑しました。

被告の男(32)は広島市佐伯区の親族の家で知人の顔面をコンクリートブロックで殴るなどして殺害し、遺体を切断して遺棄した罪に問われています。

4日の裁判で検察は「コンクリートブロックで顔面が陥没するほど殴った今回の犯行はまさに惨殺といえる。その上、遺体をバラバラにして遺棄した行為は極めて悪質」として懲役20年を求刑しました。

一方、遺棄については認めている弁護側は「犯人像に全く合致していない」として殺人と遺体の損壊についてあらためて否認し執行猶予付きの懲役3年以下が相当であると訴えました。

判決は13日に言い渡されます。