合宿中の集団体調不良 食中毒ではなくノロ感染か 食堂は営業再開 広島・呉市

広島

広島県呉市のスポーツ会館で合宿中だった大学生が腹痛などを訴えた問題について、市はノロウイルスの集団感染の可能性が高いと発表しました。

2月末、呉市のスポーツ会館で合宿をしていた近畿大学野球部の部員15人が腹痛や嘔吐などを訴え、そのうち5人が病院に搬送されました。

市が集団食中毒の可能性があるとみて調査したところ、一部の部員からノロウイルスが検出されたということです。

食品を取り扱った業者からウイルスは検出されませんでした。

そのため市は、部内で人や物を介してウイルスに集団感染した可能性が高いとみています。

スポーツ会館の食堂は営業を自粛していましたが、今回の検査結果を受け、6日営業を再開しました。