参加者「止まれなかった」広島電鉄とJAFがセーフティースクール

広島

路面電車と車の接触事故を防ごうと、
シミュレーターや実際の路面電車を使った体験イベントが開かれました。

シミュレーターを体験した参加者「止まれなかった・・・」

JAFと広島電鉄が開催したイベントには、
県内外から18人のドライバーが参加しました。

シミュレーターを使って運転を体験したり、
路面電車の運転席から車の見え方の確認をしたりしました。

広島電鉄によりますと
今年度の路面電車の接触事故は8日までに23件発生していて、
直進する電車と右折する車の事故が多いということです。

イベント参加者「運転手はこういう目線で見てるんだなとか、こういうところ気を付けているんだなとか非常によくわかりました。」
広島電鉄 電車安全指導課 沖政大地課長「今後も活発にこういう活動を続けて事故防止の一助としたい」

主催者はこの時期には引っ越しや観光などで、
路面電車との並走に慣れていない人も多いことから安全運転を呼び掛けています。