広島市で木の伐採作業をしていたクレーン車が倒れました。
電柱が2本折れ周辺では停電も起こっています。
警察によりますと、12日午後2時半ごろ広島市南区の比治山公園で木の伐採作業をしていた工事関係者から「クレーンが倒れ折れた電柱が住宅にぶつかっている」と通報がありました。
クレーン車は29歳の男性が運転していてアームを70メートルほど伸ばして伐採した木を吊るし運ぼうとしていた際に倒れたということです。
その際に電線に引っかかって電柱が2本倒れ、住宅1軒の屋根を壊したほか、吊っていた木が転がり別の住宅1軒の壁にひびが入ったということです。
中国電力ネットワークによりますと、この事故の影響で電線が切れ周辺のおよそ250軒が一時停電したということです。
今のところこの事故でけがをした人は確認されていません。
警察は重量オーバーで倒れたとみて詳しい経緯を調べています。