原爆資料館で1955年に開館してからの累計入館者数が8千万人に到達しました。
8千万人目の入館者となったのは東京都から家族旅行で来た志村莉音さんです。セレモニーでは石田館長から折り鶴の再生紙で作られたノートなどの記念品が手渡されました。
志村莉音さん「友人とかだったりに、自分のきょう資料をたくさん見た気持ちをみんなに伝えていけたらいいかなと」
日本被団協のノーベル平和賞受賞や、緊迫する世界情勢への関心の高さなどから来館者が増えているとみられ、先月には開館以来初めて1年間の入館者数が200万人を超えました。
資料館では今後、修学旅行生など若い世代向けの展示に力を入れたいということです。