大久野島で“ウサギ虐待” 男に懲役1年を求刑 広島

広島

広島県竹原市大久野島でウサギを虐待して死なせるなどしたとして動物愛護法違反の罪に問われた男の裁判で、検察側は懲役1年を求刑しました。

住所不定無職の男(25)は1月9日と21日に大久野島でウサギを蹴って死なせるなど暴行を加えた罪に問われています。

初公判で男は「間違いは無いです」と起訴内容を認めました。

検察側は「ウサギが苦痛や不快感を感じたときの姿や反応を直接見たかったという動機は身勝手」などとして懲役1年を求刑しました。

一方、弁護側は「反省の弁を述べて、職や住居を失うなど社会的制裁を受けている」として執行猶予付きの判決を求めています。

裁判は即日結審し、判決は4月14日に言い渡される予定です。