宮島の旅館 錦水館で集団食中毒2人からノロウイルス 料理場を営業禁止 広島

広島

廿日市市宮島町の旅館で12人が下痢や発熱を訴える集団食中毒が発生しました。

広島県によりますと25日、廿日市市宮島町の旅館「錦水館」から保健所に「22日昼に開催された結婚披露宴に参加した60人のうち10人程度が嘔吐・下痢などの症状が出ている」と通報がありました。

調査の結果、10歳未満から50代の男女12人が下痢や発熱などの症状があり、2人からはノロウイルスが検出されました。

保健所は提供された食事を原因とする食中毒とし、28日から調理場を営業禁止処分としました。

また22日から23日に宿泊し、同じ調理場での食事を口にした16人も下痢などの症状が出ていて、保健所が関連を調べています。

県は手洗いの徹底や食品の十分な加熱などを呼びかけています。