町中の渋滞緩和のために、広島県が福山市に整備した、「鞆未来トンネル」の一般利用が始まりました。
「鞆未来トンネル」は、3年前から工事が始まり、全長約2.1キロ、片側1車線のトンネルです。
鞆の浦周辺では、交通渋滞が長年問題となり、港湾に架橋建設の計画もありましたが、景観を壊すとして撤回されるなど、バイパス道路の完成に42年かかりました。
広島県・湯崎英彦知事
「鞆の中もいろいろ揺れた、福山市もいろいろ揺れた、広島県もいろいろ揺れた。これから未来に向かって鞆が発展する礎になれば。」
県によりますと、トンネルの開通で、町中の交通量を最大、6分の1程度に削減できると見込んでいます。