南海トラフ巨大地震の国の被害想定が見直され、広島県内の死者数が前回の2.8倍となる約2200人と試算されました。
国がまとめている南海トラフ巨大地震の被害想定は、前回から10年以上が経過したことを受け、新たに公表されました。
マグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合、広島県の死者数は約2200人と試算され、前回の約800人の2.75倍となりました。
最新の地形データなどによって浸水エリアが約3.7倍に拡大したことなどが影響しているということです。
県では2013年に独自の試算で約1万4800人の犠牲者が出ると公表しています。