伝統工芸と大学生による新しいデザインを融合させた展覧会が広島県の熊野町で開かれています。
毛筆でデザインされた鯉のぼりが浮かぶ空間。毛筆による新たな表現が示されています。
開館30周年を迎えた熊野町の筆の里工房は、同じく開学30周年を迎えた広島市立大学と共同で展覧会を開催しています。
動く水墨画は、筆の里工房が所蔵する江戸時代に描かれた禅画を、広島市立大学の学生がアニメーションにしたデジタルの掛け軸です。
広島市立大学 椋本茉尋さん
「現代のデザインや作品の形とあわさって、筆の良さを伝えられたらいいなと思っております。」
この展覧会は、4月13日まで開催されています。