広島県熊野町の県営住宅で一室が全焼した火事について、死亡した親子3人の死因が判明しました。
1日、熊野町貴船の県営住宅で12階の一室が全焼し、焼け跡からこの家に住む髙橋晶子さん(77)と息子の昌宏さん(45)の遺体が見つかりました。
警察によりますと司法解剖の結果、晶子さんは重度のやけど、昌宏さんは煙を吸ったことによる急性一酸化炭素中毒で亡くなったことが分かりました。
県営住宅の敷地内では娘の雅子さん(48)が倒れているのがみつかり、その後死亡が確認されました。
死因は外傷性ショックで、12階の部屋から転落したとみられています。
警察は事件と事故の両面で捜査をしています。