物価高が続くなかデリバリーサービスで店頭価格と同じにする取り組みが始まりました。
峯本貴博記者「店頭で1243円のお好み焼き、10日からはデリバリーで注文しても同じ1243円です」
フードデリバリーサービスの「ウォルト」はこれまで店頭価格の3割から4割ほど高く設定されていたデリバリー価格を店頭価格と同じにする取り組みを広島市内で始めました。
NEGIAN 前原雅大マネージャー「店舗に来るお客さまからはデリバリーだと少し高いという声があった」
これまでは注文を受けた店がウォルトに配達ごとの手数料を支払っていて、その分の値段が支払う商品価格に上乗せされていました。
今回の取り組みではこの手数料を大幅に下げることで店側に商品価格への上乗せをせず、店頭と同じ価格での提供に協力してもらうということです。
ウォルト アカウントマネージメント部 遠間隆平部長「店舗とウォルト双方が歩み寄って実現。難しい決断ではあったが引き換えにより多くのお客さまにご愛好いただけると確信しています」
「ウォルト」は広島市内の飲食店100店舗以上で10日からこの取り組みをはじめ、今後も対象店舗を増やしていくということです。