広島市は今年の平和記念式典について参列国への対応を「招待」から「案内」に見直す方針を固めたことが分かりました。
広島市は毎年各国の大使などに招待状を送っていますがロシアやベラルーシは「円滑な式典の進行に影響を及ぼす可能性がある」などとして3年連続で招待を見送っていました。
関係者によりますと今年は「招待」ではなく、日本と外交があるすべての国と地域に式典の開催を「案内」する方式に見直すことが分かりました。
対象にはロシアやベラルーシのほか日本が国家として承認していないパレスチナも含まれ、各国で出席の判断をすることになります。
広島市はより多くの国に参加してもらい核兵器の非人道性を伝えたい考えだということです。