日鉄跡地への複合防衛拠点計画 防衛省が住民へ検討案を説明 呉市

広島

24日、呉市で防衛省が検討を進めている「複合防衛拠点」の整備計画について、周辺住民などを対象に説明会が開かれました。

周辺住民ら約200人が参加した説明会では、防衛省の担当者が現時点での整備計画について説明しました。

住民からは地域活性化につながるとして歓迎する声や、火薬庫の安全性や騒音問題を心配する声、敷地の外にも官舎などの整備を求める声が出ました。

周辺住民「煮詰まってないからね計画自体が。聞いても(頭の)中に入ってこない」

防衛省地方協力局 北原由尚企画調整官「我々の計画の進み具合に応じて引き続き然るべく情報提供をしていきたい」

防衛省は今年度、航空測量など基本設計に取り掛かる予定です。