「ごろごろまるまるネコづくし」始まる 浮世絵147点展示 ひろしま美術館

広島

中区のひろしま美術館でネコが描かれた浮世絵を展示する展覧会が始まりました。

会場には江戸時代後期の浮世絵師歌川国芳や歌川広重などの作品147点が展示されています。

「名所江戸百景 浅草田圃酉の町詣」は歌川広重が描いた作品。いまも続く酉の市の様子をネコが窓際で眺めています。

ネコに爪を立てられるも少しうれしそうな表情を見せる「山海愛度図会 おおいたい 越中滑川大蛸」は歌川国芳が描いた作品で、女性の動きや仕草が注目となっています。

ひろしま美術館 水木祥子学芸課長「ネコを百科事典的に豆知識も加えながらユーモアたっぷりに書いたパネルもあるので、ネコの生態やかわいらしさユーモア溢れるところをぜひ楽しんでいただきたい」

「浮世絵・猫百科 ごろごろまるまるネコづくし」は6月22日まで開かれています。