「黒い真珠」ピオーネ 房づくりが最盛期 三次市

広島

黒い真珠で知られる三次市特産の高級ブドウ「ピオーネ」の房づくりが最盛期を迎えています。

2月から加温をしているビニールハウスの中では、露地物よりひと月程早くピオーネの花が咲きはじめ、枝先に伸びた花の房には小さな花が約500個ついています。

今は房づくりという作業の真っ最中で、花をおよそ100個だけ残して残りを摘み取ることで栄養をいきわたらせ、大粒でおいしいブドウに育つということです。

生産者・兒玉成弘さん「今年もおいしいブドウができたねって思っていただけるように頑張っていきますので、ぜひ楽しみに待っていてください」

生産組合によりますと収穫は7月から始まり、例年並みの約470tの出荷を見込んでいます。