戦前切手は価値は高い？買取相場や高価買取が狙える買取業者4社を紹介

「戦前切手の価値や買取相場はどれくらい？」
「高価買取が狙えるおすすめの切手買取業者は？」

このように悩んでいませんか？

この記事では「戦前切手の価値・買取相場」や「おすすめの切手買取業者4社」を紹介します。

お持ちの戦前切手を少しでも高く売りたい方は、この記事で買取相場をチェックしてみてください。

戦前切手のおすすめ買取業者を見たい方はこちら >>

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切手買取はどこがいい？おすすめ業者ランキング12社！高価買取してもらうコツも解説

戦前記念切手とは？価値はどのくらい？

ここでは、戦前記念切手の基礎知識を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

戦前記念切手は1945年の終戦以前に発行された記念切手の総称

1945年の終戦以前に発行された記念切手の総称を「戦前記念切手」と呼びます。

記念切手とは、国際的な行事や出来事などを記念して発行される切手です。

戦前記念切手は、流通している枚数が少ないため希少性があります。

切手の保存状態が良ければ、さらなる高価買取にも期待できるでしょう。

ほとんどが額面以上の価値！1枚数十万円のプレミア戦前切手も

戦前に発行された記念切手のほとんどが、額面以上の価値を誇っています。

中でも東宮御婚儀祝典記念切手は、「まぼろしの切手」とも呼ばれている高額切手です。

1923年に昭和天皇の結婚を記念して発行されました。

しかし、同年9月に発生した関東大震災によって、印刷された完成品や切手の原版が焼失。

当時の額面は下記の4種類で、柄は霞ヶ浦から見える「筑波山」や、霧が関の「東宮仮御所」などが描かれています。

現在は精巧に作られたコピー品も多く存在しますが、本物の8銭シートが見つかれば2,550万円ほどの価値が期待できます。

参照：有馬堂

戦前切手をお持ちの方は、切手専門の査定士がいる福ちゃんなどの大手買取店に査定を依頼してみましょう。

【年度順・一覧表】戦前記念切手の価値・買取相場

戦前切手の価値・買取相場を下記の表にまとめました。
※2024年6月現在の情報ですので、実際の査定時には相場が変動している場合があります。

また、戦前切手で高価買取を狙える切手の特徴は下記のとおりです。

画像と似ている切手をお持ちの方は、買取実績が豊富な「福ちゃん」や「バイセル」に査定を申し込んで、高価買取を狙ってみましょう。

1894年：明治銀婚記念

引用元：国立印刷局

明治銀婚記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

明治天皇の結婚25周年を記念して、日本で初めて発行された記念切手が、明治天皇銀近記念切手です。

共通して「菊花紋章」と「鶴」のデザインが描かれています。

いずれも同じようなデザインで見分けるのが難しそうですが、色で簡単に判断可能です。

5銭切手は特に希少で、国内で最も古い記念切手として高い価値を誇っています。

1896年：日清戦争勝利記念

引用元：福ちゃん

日清戦争勝利記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

1894年に勃発した日清戦争で日本が勝利をおさめた記念に発行されました。

記念切手の中では発行期間が長く、約8ヶ月間にわたって長期的に販売されたのが特徴です。

それぞれ「有栖川宮熾仁親王」と「北白川宮能久親王」が描かれたものに分かれます。

特に5銭切手は発行数が少なかったことから、高額で取引されるケースが多い傾向です。

また発行日の消印が押された「初日カバー」と呼ばれる、複数枚がつづられているシート状の切手であれば、さらなる高価買取が期待できます。

1900年：大正婚儀記念

引用元：福ちゃん

大正婚儀記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

大正婚儀記念切手は大正天皇の婚礼を記念して、1900年に発行されました。

特に「朝鮮」と書かれた大正婚儀記念切手は発行数が少ないことから、プレミア切手として知られています。

1900年代の記念切手であることや大正天皇の婚礼を記念して作られたことなどから人気があり、1枚の価値が高い切手です。

50枚つづりのシートであれば、さらなる高価買取が期待できるでしょう。

1905年：日韓通信業務「合同」記念

引用元：福ちゃん

日韓通信業務合同記念切手の額面は3銭のみで、買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

日韓通信業務合同記念切手は、韓国（当時の大韓帝国）より通信事業を日本が委託された記念として1905年に発行されました。

日本と韓国の両方で製造され、それぞれで流通した珍しい切手でもあります。

ただし、発行数約150万枚のうち半数以上は韓国で発行されました。

さらに100年以上の歳月が経っていることもあり、今の国内ではほとんど見ることはありません。

現在では、非常に価値があるプレミア切手として知られています。

画像に似たような切手をお持ちの方は、幅広い知識を持った査定士が在籍しているバイセルに相談してみてください。

1906年：日露戦争凱旋観兵式記念

引用元：福ちゃん

日露戦争凱旋観兵式記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

1904年に勃発した日露戦争で日本の勝利を祝して開かれた式典、「明治三十七八年戦役陸軍凱旋観兵式」を記念して発行されたのが日露戦争凱旋観兵式記念切手です。

額面は1銭5厘と3銭の2種類で、デザインに「陸軍兵器」や「菊花紋章」が描かれています。

発行数は1銭5厘が291万枚、3銭が108万枚と2倍以上の差があり、3銭の方が高額な値段が付きやすい傾向です。

ただし、日本で初めて専用の記念印が使用されたのも大きな特徴で、いずれもかなりの価値がある切手といわれています。

1915年：大正大礼記念

引用元：福ちゃん

大正大礼記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

大正大礼記念切手は、大正天皇の即位を記念して発行されました。

切手の図柄はすべて天皇陛下に関わるもので統一されており、従来の記念切手に比べて華やかに作られています。

中でも4銭と10銭は発行数がそれぞれ、217万枚・223万枚とかなり少なめです。

現存するものが限られているので、希少価値が高まっています。

ただし天皇即位を祝して作られたことや、100年以上前に作られたことから、すべてに額面以上の価値があります。

試しに切手の価値を確かめてみたい方は、査定後のキャンセルも可能な日晃堂を利用すると良いでしょう。

1916年：裕仁立太子礼記念

引用元：福ちゃん

裕仁立太子礼記念切手の額面は3種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

裕仁立太子礼記念切手は、昭和天皇だった裕仁様が立太子の礼を受けたことを記念して発行されました。

別名で「昭和立太子礼記念切手」とも呼ばれています。

当時は天皇が複数の候補者の中から皇太子（次期後継者）を決めており、立太子の礼は皇太子を決定する重要な儀式です。

上記の中でも10銭は発行数が86,000枚という異例の少なさで、プレミア切手として取り扱われています。

ただし、1銭5厘と3銭についても額面以上の価値がある貴重な切手に変わりはありません。

それぞれバラの状態でも価値はありますが、全種セットで残っている場合はさらに価値が跳ね上がります。

1919年：世界大戦平和記念

引用元：福ちゃん

世界平和記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

世界平和記念切手は、ヴェルサイユ条約が締結されたことを記念して発行されました。

図柄に平和を象徴する白いハト・オリーブが採用されている点が特徴です。

また日本で初めて「平和」をテーマに発行された切手としても知られています。

特に保存状態の良いもの、「FDC（初日カバー）」などであれば高価買取も期待できるでしょう。

1919年：飛行郵便試行記念

引用元：福ちゃん

飛行郵便試験記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

飛行郵便試験記念切手は、国内で初となる飛行便の試験飛行実施を記念して発行されました。

別名で「飛行試験切手」とも呼ばれており、国内初の航空切手として高く評価されています。

数ある記念切手の中でも発行数が少なく、試験飛行の離陸・着陸店である東京・大阪でしか販売されませんでした。

その結果、買取相場が1万円を超えるプレミア切手として高価買取が期待できます。

美品や発行初日の消印が入った「FDC（初日カバー）」などであればさらに買取金額が高くなるでしょう。

家にある切手の価値が気になる方は、戦前切手を含む買取金額が1,000億円を超えるグッドディールに相談してみてください。

1920年：第1回国勢調査記念

引用元：福ちゃん

第1回国税調査記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

第1回国税調査記念切手は、その名のとおり日本で初めての国税調査が行われたことを記念して作られました。

いずれも額面以上の価値を誇っています。

発行数に大差がないことから価値はほとんど同じですが、若干3銭のほうが高い傾向です。

ただし、あくまで一般的な相場のため、状態によっては1銭5厘のほうが高く買取されることもあります。

1920年：明治神宮鎮座記念

引用元：福ちゃん

明治神宮鎮座記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

明治神宮鎮座記念切手は、明治神宮の建造および鎮座祭の開催を記念して作られました。

初詣に訪れる参拝客数が日本一を誇る明治神宮ですが、始まりは1915年に遡ります。

1912年に日本の君主となった明治天皇が崩御したことを受けて、東京に明治天皇をまつる神宮を建設してほしいという市民運動が起こりました。

その結果、東京・渋谷区に明治神宮が建設され、記念切手が発行された運びとなっています。

いずれも額面以上の買取価格に期待できます。

ただし、同じ明治神宮を題材にした「明治神宮鎮座１０年記念切手」と混同されやすいため、買取に出すときは色を確認するようにしましょう。

1921年：郵便創始50年記念

引用元：福ちゃん

郵便創始50年記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

郵便創始50年記念切手はその名のとおり日本の郵便事業が開始50周年を迎えたことを記念して作成されました。

10銭はたったの10万枚と発行数が少ないため、美品でなくとも高額買取が狙えます。

また郵便創始50年記念切手は額面に関係なく「綺麗に刷られているものほど希少価値が高い」というのも特徴です。

「バラ一枚で価値が付くのか不安」という方は、一枚一枚の丁寧な査定が評判の福ちゃんで高価買取を狙いましょう。

1921年：皇太子帰朝記念

引用元：福ちゃん

皇太子帰朝記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

皇太子帰朝記念切手は、当時ヨーロッパを訪問していた裕仁皇太子（のちの昭和天皇）の帰国を記念して作られました。

日本初となる「皇太子のヨーロッパ訪問・帰国」を記念していることから、いずれもプレミア切手として取り扱われています。

中でも発行数が少ない4銭と10銭は、高価買取が期待できるでしょう。

1923年：皇太子台湾訪問記念

引用元：福ちゃん

皇太子台湾訪問記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

皇太子台湾訪問記念切手は裕仁皇太子(のちの昭和天皇)が台湾を訪問した記念に作られました。

本来は1923年4月9日に発行される予定でしたが、大正天皇の容態が悪化したことから台湾への出発が延期となり、発行日も4月16日に変更されたといった経緯があります。

日本の出先官庁である台湾総監府のみで発行されており、希少価値が高くなっています。

また1銭5厘は黄色、3銭は黒色で刷られているのが特徴です。

これらの色が当時の切手で採用されるのは珍しく、コレクター間で高い人気を誇っています。

1923年：皇太子結婚式記念

引用元：国立印刷局

皇太子結婚式記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

皇太子結婚式記念切手は名前のとおり皇太子（のちの昭和天皇）の婚儀を記念する切手です。

9月1日に発生した関東大震災によって原版、完成品はともに焼失してしまいました。

その後、切手の一部が日本が委任統治していた南洋庁（パラオ諸島）に向けて事前に発送されていたことが判明し、今も残っています。

上記の皇太子結婚式記念切手のうち8銭切手は特に価値が高く、1枚150万円前後の買取価格も期待できるプレミア切手です。

現在は4種類すべての合計で約8,000枚だけ残存するといわれており、数あるプレミア切手の中でも高い買取価格を誇っています。

切手に日焼けやシミ汚れがあって不安な方は、どのような状態でも買い取ってもらえるバイセルに依頼をしてみてください。

1925年：大正銀婚記念

引用元：福ちゃん

大正銀婚記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

大正銀婚記念切手は、大正天皇の銀婚を記念して発行された切手です。

国内において大正天皇の銀婚は大きな出来事であり、銀婚式奉祝日（5月10日および11日）には日本全国で祝賀行事が催されました。

中でも20銭は、わずか20万枚と発行数が少なく、希少価値が高くなっています。

ただし、いずれも希少価値が高く、全種類揃った状態であればコレクション品としての付加価値がつくケースもあるようです。

1927年：万国郵便連合加盟50年記念

引用元：福ちゃん

万国郵便連合加盟50年記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

万国郵便連合加盟50年記念切手は、名前のとおり日本が万国郵便連合に加盟して50年を迎えた記念に作られました。

中でも6銭と10銭の発行数が10万枚と少なく、希少価値が高くなっています。

ただし、いずれも額面以上の価値が見込めるプレミア切手のため、高価買取に期待できるでしょう。

損をしたくない方は、査定料や出張料などの手数料が全て無料のグッドディールに相談してみてください。

1928年：昭和大礼記念

引用元：福ちゃん

昭和大礼記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

昭和大礼記念切手は裕仁皇太子が昭和天皇に即位したことを記念して作られました。

即位の礼には外国使節が92人、勲一等以上の者が665人、そのほか2,000人以上が参列したとされています。

また、万歳三唱（ばんざいさんしょう）は当時内閣総理大臣を務めていた田中義一氏が担当したそうです。

80年以上も前に発行されており、現存数が少ないことからプレミア切手として取り扱われています。

1929年：伊勢神宮式年遷宮記念

引用元：福ちゃん

伊勢神宮式年遷宮記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

伊勢神宮式年遷宮記念切手は、伊勢神宮の58回目の遷宮を記念して発行された記念切手です。

別名「神宮式年遷宮記念切手」とも呼ばれています。

どちらも希少価値の高い切手として有名です。

ただし、他の記念切手に比べて発行数が多く現存するものも多いことから、買取相場は控えめになっています。

1930年：第2回国勢調査記念

引用元：福ちゃん

第2回国勢調査記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

第2回国勢調査記念切手は、その名のとおり2回目の国勢調査が行われたことを記念して1930年に発行されました。

国税調査は1920年に第1回が行われ、以後5年に1回のペースで実施されています。

そのため、1930年に実施された国税調査は3回目です。

しかし、1925年に行われた国税調査が小規模で行われたことから、1930年の国税調査を第2回として記念切手が作られた経緯があります。

第2回国勢調査記念切手は発行数が多く、現存するものも多くあるため、他の記念切手に比べると希少価値が低い切手です。

1930年：明治神宮鎮座10年記念

引用元：福ちゃん

明治神宮鎮座10年記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

明治神宮鎮座10年記念切手は、初めて明治神宮を題材にした「明治神宮鎮座記念切手」が発行されてから10周年を記念して作られました。

図面はいずれも明治神宮の外観が採用されており、1銭5厘は緑色、3銭は黄色で刷られているのが特徴です。

発行数がとても多く、現存するものも多いことから希少価値はそこまで高くありません。

ただし、いずれも額面以上の価値はあります。

手元に残っている方は、切手買取に特化した査定士がいる日晃堂に査定を依頼してみましょう。

1934年：逓信記念日制定記念

引用元：福ちゃん

逓信記念日制定記念切手は小型シートのみで、買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

日本で初めて4種1組の「小型切手シート」で販売された貴重な切手が逓信記念日制定記念切手です。

日本初の「小型切手シート」であることや、販売場所が限定的だったことなどから、価値の高いプレミア切手として扱われています。

1934年：第15回赤十字国際会議記念

引用元：福ちゃん

第15回赤十字国際会議記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

第15回赤十字国際会議記念切手は、その名のとおり15回目となる赤十字国際会議の開催を記念して作られました。

図案には赤十字が描かれていますが、マークには平和の意味合いが強く込められています。

具体的には、紛争などで傷ついた人または赤十字を掲げる施設を保護するといった意味があり、国際法でも「赤十字を掲げる人、場所に攻撃を加えてはならない」と定められています。

参照：日本赤十字社

日本においても国際関係をモチーフにした記念切手は、第15回赤十字国際会議記念切手が初です。

記念切手の中でも歴史的なものといえるでしょう。

1935年：満州国皇帝来訪記念

引用元：福ちゃん

満州国皇帝訪日記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

満州国皇帝訪日記念切手は、旧満州国の皇帝・溥儀（ふぎ）の訪日を記念して作られました。

別名で「満州国皇帝来訪記念」「満州国皇帝御来訪」などと呼ばれていますが、すべて同一の切手です。

数ある記念切手の中では希少価値が若干低いといわれています。

ただし額面以上の価値で取引されており、1銭5厘から10銭まで、すべての額面が揃っている場合はさらなる高額買取が狙えるでしょう。

1936年：関東局始政30年記念

引用元：福ちゃん

関東局始政30年記念切手の額面は3種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

関東局始政30年記念切手は1936年(昭和11年)9月1日に発行されました。

関東局とは、旧満州国に所在した「在満洲国日本大使館」に置かれていた部局のことです。

発行数は1銭5厘と3銭が約30万枚、10銭が約5万枚であり、他の記念切手に比べるとかなり少なくなっています。

さらに旧満州国内のみで流通していたことから、希少価値が高いのもポイントです。

切手買取専門の業者に持ち込めば、高価買取を狙えるでしょう。

1936年：帝国議会議事堂完成記念

引用元：福ちゃん

帝国議会議事堂完成記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

帝国議会議事堂完成記念切手は、その名のとおり帝国議会議事堂(現・国会議事堂)の完成を記念して作られました。

記念切手の中では発行数が多い部類で、価値や買取相場は低めとされています。

ただし、額面以上の価値はあるので、お持ちの方は高価買取が評判の「福ちゃん」に売るのがおすすめです。

1937年：愛国切手

引用元：日本郵便趣味協会

愛国切手の額面は3種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

航空事業発展の助成を目的として、航空愛国週間にちなんで発行されたのが愛国切手です。

具体的には国内各地に飛行場を整備する目的として、寄付金を広めるために発行されています。

そのため、発行枚数も多く切手の希少価値は高くありません。

しかし、切手のデザイン面では当時から切手愛好家より一定の支持を得ており、今でも需要があります。

1939年：赤十字条約成立75年記念

引用元：福ちゃん

赤十字条約成立75年記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

赤十字条約成立75年記念切手は、その名のとおり国際赤十字社の発足75周年を祝して作られました。

上記の発行数は2銭と4銭がそれぞれ約220万枚発行されたのに対して、10銭と20銭はわずか30万枚ほどしか発行されていません。

そのため、10銭と20銭の赤十字条約成立75年記念切手を持っている方は高価買取を狙えるでしょう。

特に未使用品や美品であれば高価買取が見込めるため、「福ちゃん」などの買取専門店で査定してもらうのがおすすめです。

1940年：紀元2600年記念

引用元：福ちゃん

紀元2600年記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

紀元2600年記念切手は、神武天皇(日本の初代天皇)の即位2600年を記念して発行されました。

紀元節にあたる2月が一次（2銭・10銭）、記念式典「紀元2600年式典」が開催された11月が二次（4銭・20銭）と発行日によって分けられています。

一次の2銭と10銭はそれぞれ約350万枚、約55万枚しか発行されませんでした。

そのため、紀元2600年記念切手の価値や価格相場は、二次よりも一次のほうが高くなっています。

一般的に記念切手の価値は、額面が大きいほど高くなりやすい傾向です。

しかし、紀元2600年記念切手は、20銭よりも10銭のほうが高い価値を誇る珍しい切手といえます。

1940年：教育勅語50年記念

引用元：福ちゃん

教育勅語（ちょくご）50年記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

教育勅語50年記念切手は、かつて日本が子どもの道徳の基本としていた「教育勅語」の規定から、50年経ったことを記念して発行されました。

戦前に発行された切手の中でも特に発行数が多い記念切手であることから、希少価値はそれほど高くはありません。

とはいえ、状態の良い「美品」であれば高価買取を期待できるでしょう。

1942年：シンガポール陥落記念

引用元：福ちゃん

シンガポール陥落記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

旧日本軍がイギリス軍を撃破し、勝利した記念として1942年に発行されたのがシンガポール陥落記念切手です。

寄付金切手として発行された珍しいものとなっています。

なお、この切手はシンガポールを陥没させてから発行されたものではありません。

通常の記念切手は、記念すべき出来事が起きてから制作されるのが一般的です。

しかし、シンガポール陥落記念切手はすでに印刷されていた普通切手に別途文字を書き加えたもので、日本では数少ない「添刷（てんさつ）切手」とされています。

1942年：満州国建国10周年記念

引用元：パインスタンプ

満州国建国10周年記念切手の額面は4種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

満州国建国10周年記念切手は、その名のとおり満洲国成立10周年を記念して発行されました。

5銭切手に比べて20銭切手のほうが流通枚数が少ないため、高く買取されやすい傾向です。

20銭切手は、単体でも高価買取に期待できるでしょう。

切手に汚れやシミがあって不安な方は、独自の販売ルートを確保している日晃堂に問い合わせしてみてください。

1942年：鉄道70年記念

引用元：福ちゃん

鉄道70周年記念切手の額面は5銭のみで、買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

鉄道70周年記念切手は、鉄道の開設から70年が経過したことを記念として1942年に発行されました。

日本初の鉄道切手として、切手愛好家だけでなく鉄道ファンからも人気が高い切手のひとつです。

なお戦争中に発行された切手の中で、戦争以外の情報が描かれているものは多くありません。

そのため、同年代で発行された記念切手の中でも希少価値が高い切手といわれています。

1942年：「大東亜戦争」1年記念

引用元：福ちゃん

大東亜戦争1年記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

参照：有馬堂

大東亜戦争1年記念切手は、1942年に軍事費の補填として発行された切手です。

「戦車に乗る軍人」「真珠湾攻撃の一場面」2種類のデザインで、寄付金がついた金額となっています。

軍費の拡充目的に283万枚と大量発行されているので、希少性は高くない傾向です。

ただし、日本の戦時中の歴史を物語る貴重な切手であることに変わりはありません。

1944年：靖国神社75年記念

引用元：福ちゃん

靖国神社75年記念切手の額面は7銭のみで、買取相場は下記のとおりです。

靖国神社75年記念切手は、名前のとおり靖国神社の完成75年を祝うもので、1944年に発行されました。

終戦を迎える1945年の前年に発行されていますが、現在では一般的となっている「グラビア印刷」が活用されている点が特徴です。

また、現存するものが多いことから希少価値は高くないとされています。

しかし、歴史的な意味をもつ貴重な1枚であることは間違いありません。

1944年：関東神宮鎮座記念

引用元：福ちゃん

関東神宮鎮座記念切手の額面は2種類あり、それぞれの買取相場は下記のとおりです。

関東神宮鎮座記念切手は、明治天皇を祭神として「関東神宮」にまつる記念として発行されました。

ただし関東神宮はすでに取り壊されているため、現在はこのような切手などでしかその姿を知ることはできません。

3銭が茶色、7銭が紺色の単色刷りとなっています。

なお、この切手は戦時中に発行された最後の記念切手であり、1940年代に発行された切手の中でも高い価値をもつ切手です。

消印済みにも価値がつく数少ない切手のひとつで、発行初日（1944年10月1日）の消印はとくに高いプレミアがつくといわれています。

初めての買取で満足のいく取引をしたい方は、高価買取と接客態度が好評な「福ちゃん」に相談してみてください。

戦前切手の買取おすすめ業者4選

戦前切手の買取に対応している、おすすめの業者4社を紹介します。

業者名	特徴	公式サイト
福ちゃん	・出張買取限定で買取金額最大10%UPキャンペーン中！ ・戦前切手を含む買取実績800万点以上 ・査定料・キャンセル料など手数料は全て無料 ・バラの切手も一枚一枚丁寧に査定	公式サイト
バイセル	・状態が悪い切手も査定可能 ・切手を含む3,700万点以上の買取実績 ・幅広い知識を持った信頼できる査定士が在籍 ・24時間365日いつでも電話申し込み可能	公式サイト
日晃堂	・キャンセル料は無料で査定のみの依頼も可能 ・切手買取に特化した査定士が多数在籍 ・他社に断られた切手も査定可能	公式サイト
グッドディール	・累計買取金額1,000億円を超える大手買取店 ・出張買取は即日訪問・即現金化で取引がスムーズ ・買取に関わる手数料は全て無料	公式サイト

「戦前切手を、どの買取業者に依頼すればいいのか分からない…」と悩んでいる方は、気になる業者へ気軽に依頼してみてください。

福ちゃん｜買取金額最大10％UPキャンペーン中！

引用元：福ちゃん

福ちゃんは、戦前切手を含む買取実績が800万点以上ある大手切手買取店です。

日本で初めて発行された記念切手「明治天皇銀婚記念切手」はもちろん、さまざまな種類の切手を査定できます。

引用元：福ちゃん

査定料はもちろん、査定後に都合が悪くなった際のキャンセル料などの手数料が全て無料です。

破れや汚れがあり他社で買取不可になった切手でも査定可能なため、まずは気軽に相談してみましょう。

また「戦前切手がバラで売れるか不安…」という方も、福ちゃんがおすすめです。

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引用元：福ちゃん

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公式サイト：https://www.fuku-chan.info/kitte/

バイセル｜状態が悪い切手も査定可能！

引用元：バイセル

バイセルは、戦前切手を含む買取実績が3,700万点以上ある大手切手買取店です。

表面に日焼けやシミ汚れがあるなど、どのような状態の切手も買い取ってもらえます。

引用元：バイセル

「戦前切手を見つけたけど、破れているから買取は無理だろう…」と売るのを諦めている方は、バイセルに査定を依頼してみてください。

幅広い知識を持った信頼できる査定士が、適切な価格を提示してくれます。

24時間365日いつでも電話申し込みできるため、好きな時間や空き時間に問い合わせ可能です。

実際に利用した人からは、「高額買取してもらえた」「丁寧に対応してもらった」という声が挙がっていました。

ただし、「対応が良くない」という声もあったので、満足のいく取引をしたい方は福ちゃんも試してみることをおすすめします。

「家事や仕事が忙しくて受付時間内に問い合わせできない」と悩んでいる方は、バイセルの査定に申し込んでみましょう。

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公式サイト：https://buysell-kaitori.com/stamp/

グッドディール｜累計買取金額1,000億円を超える大手買取店！

引用元：グッドディール

グッドディールは、切手を含む累計買取金額が1,000億円を超える大手買取店です。

戦前切手だけでなく、時計や貴金属などさまざまな買取実績があります。

タイミングが良ければ最短当日で出張買取が利用でき、買取に関わる査定料や出張料などが全て無料です。

家に大量の不用品があって戦前切手とあわせて見てほしい方は、グッドディールがおすすめです。

実際の利用者からは、「親切な対応で分かりやすかった」「素早く査定してくれた」という対応に満足の声が多く挙がっていました。

「買取希望額に届かなかった」という声もあったので、高価買取に評判がある福ちゃんやバイセルと比べてみるのがおすすめです。

「家にある戦前切手や不用品をすぐに売りたい」方は、グッドディールの出張買取を利用しましょう。

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公式サイト：https://www.home-tv.co.jp/purchase/go-gooddeal

日晃堂｜切手買取に特化した査定士が多数在籍！

引用元：日晃堂

日晃堂は、切手買取に特化した査定士が多数在籍しています。

査定料はもちろん、キャンセル料など買取に関わる手数料は全て無料です。

買取金額を確認した後にキャンセル可能なので、「まずは専門の査定士に見てもらいたい」という方も気軽に利用できます。

そのため、切手買取が初めてで不安な方でも安心でしょう。

独自の販売ルートも確保しているため、汚れやシミがあって他社に断られた戦前切手も査定可能です。

実際の利用者からは、「丁寧に対応してもらった」「切手などを大量に買い取ってもらえた」という声が挙がっていました。

ただし、「LINE査定の返信が電話できて困る」という声もありました。

オンラインで全てを完結させたいなら福ちゃんのメール（WEB）査定がおすすめです。

初めて戦前切手を売る方は、切手買取に特化した査定士が在籍している日晃堂に問い合わせしてみてください。

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戦前切手を高価買取してもらう3つのコツ

戦前切手を高価買取してもらう3つのコツを紹介します。

戦前切手を高価買取してもらうために参考にしてみてください。

必ず切手専門の査定士がいる「買取専門店」に売る

戦前切手を高価買取してもらうには、切手専門の査定士がいる買取専門店に売るのがおすすめです。

切手買取専門店は切手の知識や経験が豊富なので、適正な価格で買い取ってくれます。

そのため、相場よりかなり安い金額で売ってしまって後悔をする心配もありません。

高価買取してもらうためには、切手の専門知識が豊富な査定士が在籍している福ちゃんのような買取専門店で売りましょう。

シートはそのまま、バラは仕分けして売る

戦前切手を高価買取してもらうには、シートはそのままバラは仕分けして売ることが重要です。

バラよりもシートで査定に出した方が、需要があり高価買取されやすくなります。

そのため同じ額面や枚数の切手でもバラとシートで査定した金額を比較すると、1枚あたりの単価はシートの方が高い傾向です。

またバラの切手の場合、仕分けせずに売ると業者側の作業する時間と手間が増えて、買取金額が下がってしまうケースが多くあります。

シートはそのまま、バラは仕分けして売ることで高価買取を狙いましょう。

買取業者を何社か選んで査定してもらう

戦前切手の高価買取を狙うには、買取業者を何社か選んで査定してもらいましょう。

他の業者と査定額を比べると、もっとも高い買取金額の業者に売れるため得をします。

査定金額は査定士や買取業者によって変わるので、複数業者を比較することが重要です。

「買取相場より安い金額で売って失敗した…。」という後悔を防ぐためにも、買取業者を何社か選んでみてください。

戦前切手の価値まとめ

戦前切手は市場に流通している枚数が少ないため、ほとんどが額面以上の価値を持っています。

中でも高価買取を狙える切手の特徴は、下記のとおりです。

実績が豊富な切手買取専門店なら、上記の特徴を押さえているため、適切な価値を見逃すことはありません。

たとえば買取実績が800万点以上ある「福ちゃん」なら、切手の専門知識が豊富な査定士が戦前切手の価値を見抜いてくれます。

さらに今なら2024年6月30日まで、出張買取限定で買取金額が最大10％アップするキャンペーンを実施中です。

引用元：福ちゃん

戦前切手を高く売りたい方は、「福ちゃん」のキャンペーンを逃さず高価買取してもらいましょう。