制作部下門 晋 制作部下門 晋
どの部署になっても
「必要とされる人」でありたい
制作部
下門 晋

Q.現在担当しているお仕事を教えてください

制作部長として自社制作番組の統括、スポーツ担当部長としてスポーツ番組やコーナーの演出を考えています。中でも、夕方ベルト番組「ピタニュー」のプロデューサー業務の割合が多いです。当日の項目やニュース選び、出演者のコメントからスタジオワークなどの演出等多岐にわたります。ホームテレビとしてどういう情報やメッセージを視聴者の方々に伝えていくか、その舵取りを任されている責任は非常に重いと感じています。

MY CAREER 01

営業(本社・大阪支社・東京支社)

新入社員で配属されたのが本社営業部でした。テレビ営業のイロハも分からない中、民放として会社が成り立つための仕組みを「お金」というフィルターを通して学びました。その後支社では、ナショナルクライアントなど様々なキャンペーンの仕掛けを通じ、テレビからどういうメッセージを発信できるのかを考えました。 一番最初の配属が営業で良かったことは「社会人としての姿勢」を学ばせていただいたこと。挨拶・お酒の場での振る舞い・お詫びの仕方など・・・私の基礎となっていることは言うまでもありません。

MY CAREER 02

報道・スポーツ記者

報道記者はわずか2年間でしたが、政権交代や知事選挙など、5回の大きな選挙が行われるなど目まぐるしい日々でした。県政担当記者として、堅苦しい「政治のニュース」をどう柔らかく伝えられるか。湯崎知事にも失礼なほどの無茶振りを繰り返しましたが、今となってはいい思い出です。 スポーツではカープ担当として、キャンプから日々の取材・プロ野球中継など「ライブ感溢れる仕事」を体感できました。特に、自分の書いた原稿が「報道ステーション」で取り上げられることで、「より多くの方々に見られる」ことを実感しました。

MY CAREER 03

編成

いわゆるスーパーで言うところの商品棚・陳列をタイムテーブルという形で組み立てる編成は、番組・営業・イベントなどホームテレビのあらゆる部署と連携して会社をブランディングしていく重要なミッションを担っています。深夜に「よなよなテレビ」と銘打ち、自社制作バラエティをベルト編成したり、ホームテレビのファンを増やしていくために番組祭りを計画したりと多岐に渡りました。視聴率NO.1を目指すことはもちろんのこと、地域に愛されるテレビ局となれるような仕掛けづくりに面白さを感じました。

MY CAREER 04

制作(番組プロデューサー)

幸いなことに3つの新番組立ち上げにプロデューサーとして携わることが出来ました。地域スポーツを応援する「北斗晶の鬼嫁運動記者クラブ」、広島のニュース・スポーツを深堀りする「フロントドア」。そして2023年春に誕生した夕方ベルト「ピタニュー」です。予算・コーナー・キャスティング・セットなど、番組の全てを網羅し全ての人とコミュニケーションを取るこの仕事は常に時間に追われ、1日があっという間に終わります。責任の重さは感じますが、充実感という何物にも代えがたい「やりがい」に出会える瞬間です。

MY CAREER 05

コンテンツ

YouTube「HOME広島ニュース」立ち上げ直後で、どう登録者数を増やしていくかに注力しました。テレビとネットの「見られ方」は違うため、Googleからのアイデアやキー局のチャンネルを参考にしながら、能動的に見て貰うための工夫を考えました。クリックしてもらうため、サムネイルやタイトルをいかにキャッチーにするか。1回放送したら終わりのテレビと違って、トライ&エラーを積み重ねて視聴傾向を掴んでいくことが重要と感じています。 地上波放送ではそれほどでもなかったが、ネットではバズるコンテンツも生まれ、広島の出来事が全世界の人に見てもらえる可能性を秘めていることを実感しています。

Q.ジョブローテーションを経験して良かったことはなんですか

一人何役もこなさないといけない地方局にとって、様々な部署を経験できた自称「都合のいい男」であることに誇りを持っています。どの部署になっても「必要とされる人」でありたいし、自分の知見や経験を活かしてその部署の活性化に貢献したいと感じています。それぞれの部署に立場や方針があるため、思いやりを持ってコミュニケーションを取ることが大事です。様々な部署を経験できたことは、円滑なチーム運営に少なからず役に立っていると感じます。

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