ゲスト:中島尚樹

広島県民の多くの方が知っているエピソードを「今からでも間に合う」をコンセプトに紐解きます。今回と次回の2週連続で”球団史に輝く カープと市民の2大秘話”をご紹介する特別バージョンです!

原爆投下からわずか4年後、広島の復興のシンボルとして生まれた球団「広島カープ」。その結成に広島中が沸き、広島の人々はカープに希望を託し、誰もが必死に応援しました。
しかしそこは、戦後間もない復興期の広島。資金も潤沢にそろうはずもなく、「貧乏球団」と呼ばれ球界からその存在を疎まれたカープは、すぐに経営が立ち行かなくなります。
当時の監督、石本秀一が奔走するも、うまく事が運ばない日々…。そして、球団として「解散」や「合併」の選択肢を取らざるを得ない状況に陥ります。
その時、何とかその流れを食い止めようと立ち上がった広島市民がいました―