今週は、全国一級河川の水質ランキング第１位（平成22年度）、“奇跡の清流”「高知 仁淀川」を旅します。 日本一綺麗な川で「仁淀ブルー」に遭遇できるのか！？
仁淀川とは、愛媛県石鎚山を水源とし、流路延長124km・流域面積1560平方kmの清流で、四万十川・吉野川と並ぶ四国三大河川の一つ。 まずは「仁淀川をもっと知ってもらいたい」と昨年開業した屋形船で遊覧。船頭さんの案内で、鮎や野鳥を見ながら大自然のなか川下り。舟では「仁淀川弁当」をいただきます！ そして川で何やらカゴを引き上げる漁師さんを発見。そのカゴには8月解禁の「つがに」が。 早速川辺の料理屋で「つがに汁」に「つがにソーメン」等「つがに」三昧いただきます！
川を堪能した後は、かつて城下町として栄えた商人の町・佐川町をガイドさんとめぐります。清流仁淀川の恵みで古くから酒造りが盛んだった佐川町に今でも残る酒蔵は創業400年。仁淀川の伏流水仕込みの純米酒「仁淀ブルー」を試飲しナベさんご満悦！
さらに長曽我部の家臣だった「旧浜口家」の酒造屋敷や国の重要文化財指定の「竹村家」住宅へ。この竹村家、殿様も泊まられた由緒ある屋敷。しかもその壁は「和紙」でできている！？坂本龍馬直筆の書状まで見せていただき、高知の歴史ロマンに胸躍らせるナベさん！ この歴史残る城下町で味わえるグルメが、老舗「大正軒」の鰻。往年の野球選手たちも訪れる名店では、天然ものの鰻も味わえます。仕入れて2日は生簀で泳がせ旨味を増し、タレは100年間、継ぎ足し使う秘伝のもの！仁淀川の特産「山椒」をかけてフルコースでいただきます！
そしていよいよ今回の旅のクライマックス、2つの渓谷へ！ 幻の虹が見えるという「中津渓谷」では、なんとこの時期、昼12時から1時間だけ、なぜか「虹」が現われるとか？？ホント…？ そして「安居渓谷」は、青い渓谷！まさにここで“仁淀ブルー”を見ることができる？？
仁淀川の渓谷美を存分に堪能した二人、今回の宿は中津渓谷そばの温泉で。川のせせらぎを聞きながら露天風呂に浸かり、仁淀川沿いの山川の恵みを和懐石で堪能します。
これを見ればきっと高知に行きたくなる！！