まず２人が訪れたのは、広島大学東千田キャンパス。原爆で被災しながらも、国費に頼らず、地元の力だけで、再建したんだとか。来年４月からは、医療系の学生たちの授業がこのキャンパスで再開。にぎわいが期待されます。
　続いては江戸時代創業の畳店へ。元々は紀州からやってきたという歴史が・・・。現在のご主人が一級技能士の技術を生かし、一枚一枚丁寧に仕上げていきます。昭和初期の年季の入った道具にも注目です。
　そしてお次は、広島ラーメンの基本を守る、屋台から始まったお店。広島大学移転後の、お客さんの激減は、奥さんのアイディアで克服！家族みんなで４０年の味を守るあったかーいラーメン屋さんです。
　今ではあまり見かけなくなった紳士洋服店。そんなお店が千田町にあります。昭和５年創業、フルオーダーメイドのお店です。何十年も着ることができる仕立ての良さが魅力。ご主人が大事に持っているカープ結成初期のグッズも登場します。
　そしてお次は、愛煙家にはたまらない粋なタバコ店。このお店の女将のトレードマークは着物。そんな女将のぎっしり詰まった店内。揃えているシガレットや、葉巻の種類はなんと９００種類以上！煙草の知られざる魅力と、女将の想いに迫ります！
　昔懐かしのポン菓子を売っているお店にもお邪魔。使用している機械や、砂糖を煮詰める釜は創業から４０年間変わらないもの。お菓子を作るときの大きな音、、、思わず子供のころにタイムスリップしてしまう。そんなレトロな感覚を味わいました。
　そして最後に訪れたのは広島でも有数の歴史ある進学校。元気いっぱいに学園生活を謳歌している学生に突撃インタビュー！なんとこの学校の起源は、広島藩の学問所！数多くの、有名人を排出している学校のルーツに迫ります。
原爆投下から７０年、千田町には数多くのストーリーがありました。千田町をこよなく愛する人々に触れ、明るい未来を感じる１時間。散歩がてらに千田町を歩いてはいかがですか？