今週は、人気企画「昭和さがし」。ナベさんと松本裕見子が、様々な昭和の写真を手に、広島駅界隈を巡ります。

戦後、広島駅前は、ヤミ市ができ、戦後の混乱を生きて抜く人々の姿がありました。
そのヤミ市がいつしか、愛友市場になり、広島百貨店になり…姿を変えていきます。
その中の一つ、ヤミ市で干し柿を売っていた店が、昭和25年に設立した衣類卸問屋「山西商店」。
なんと大型スーパー「イズミ」の前身なのです。その後、昭和42年に広島駅ビルの東隣にオープンしたイズミ。
オープンの日には５万人が集まり、今のマツダスタジアムまで行列ができたといいます。ＯＢの方と当時を振り返ります。

昭和の広島百貨店の写真には、もみじ饅頭の看板と階上喫茶の文字が。この店、今も福屋駅前店の地下にある？当時人気の洋菓子も登場。
昭和30年代の風情が今も残る純喫茶には、週末になればお見合いのお客さんが多く訪れたとか。
いち早くテレビを設置し、力道山の試合、カープ優勝時には、立ち見が出る大盛況。当時から変わらぬメニューいただきます。

明治27年に開業した広島駅。広島に大本営が置かれ軍都として拠点となった時代。
当時の木造駅舎から、大正時代のモダンなコンクリート造り、そして昭和40年に広島民衆駅が完成した歴史を辿ります。
さらに広島駅構内１番ホームの立ち食いうどんが特別おいしい？
ホームに散髪屋さんが！？かつてあった０番線ホームとは？広島駅のウワサにも迫ります。