まずはなべさん・松本、神石高原町へ。ここに、ガーデニングコンテストで最優秀賞を受賞した庭があるとか。ご主人の定年を機に尾道市からＩターンで移り住んだ平林さんご夫妻。 自分たちでログハウスを建て、作った庭は“これぞイングリッシュガーデン”！ 5年前からオープンガーデンも開催し、ますますお庭に磨きがかかっています！
次に向かった福山、なんと海外でも高い評価を得た作庭のプロがいました！造園技術を競う国際コンペでアジア人として初の１位に輝いた橋本善次郎さん。 依頼主の好きなもの、こだわりを聞き出し、会話しながらカタチにしていくという橋本さん、 その作品の一つが福山市内の美容室。“髪は切らないが庭だけ見せて”との問い合わせがあるほどの美庭。 そこは草花や木を引き立て小川まで流れている都会のオアシス、窓ガラス全体を「額縁」に、そこから見える庭園を「絵画」に見立てた調和空間です。 さらにもう一つ、竹原市内にも橋本さんの作庭したカフェが。シンボルツリーを配し、歳月を重ねると心地よさを増すようにと、木の成長を計算に入れているとか！庭造りのポイントもうかがいます。
続いてはアイデアいっぱいの庭、廿日市市の東久保さんのお庭。生まれ育った10年ほど前から我流で楽しんでいる庭造りは、松や椿など“和の樹木”も活かしつつ「不要になったモノたち」を奇想天外な発想で融合させる、芸術的アイデア満載！の庭に仕上がっています。
最後はなんと「蕎麦屋」！そこは素敵なガーデンに囲まれ本格手打ち蕎麦が楽しめる、熟年にぴったりの名店お蕎麦屋さんなのです！自宅兼店舗の「そば処 花や」。ご主人・森兼勝成さんが退職後、“第２の人生に”と始めた蕎麦打ちを、妻の秀子さんが料理で盛り上げます。
長年、好きで続けてきたガーデニングの腕前もさることながら、花を通じて育むご夫婦の絆が素敵な、ぜったい訪れたいお庭なのです！