二人は、ぶらり歴史めぐりへ。 江戸時代、石見銀山から瀬戸内海への銀の集積中継地として栄えた宿場町。 代官所も置かれ、幕府の天領（直轄地）として繁栄し、金融業で財を成した上下町。 この小さな町に掛屋（金貸し業者）が33軒もあったというから驚きです。 なんと、幕府や明治政府にも金を貸していたとか？！
「旧岡田邸」は、小説家・田山花袋ゆかり「蒲団」のヒロインのモデルとなった 岡田美知代の生家。現在は歴史文化資料館です。
「キリスト教会」は、明治の財閥・角倉家の蔵だった建物。 壁には木材が！火事にあったときのために家1軒分の木材を隠していたとか。
築150年の豪商の家では「高杉晋作の指名手配書」に「葵の御紋の火鉢」まで発見？！ 驚きの逸話もゾクゾク登場します。
そして、酒蔵だった「末広邸」では、圧巻！江戸時代からの“上下人形”およそ800体がずらり。由緒ある「御殿雛」や、ひな祭り限定お寿司も。
車を少し走らせると、かつて旅人の疲れを癒した矢野温泉。 「矢野温泉あやめ」のオーナーのコレクションも一見の価値あり？
さらに、1日1組限定の古民家レストランでは、手作り野菜の「田舎懐石」をいただきます。 お茶にお花、俳句に落語！と多趣味なオーナー夫婦の思いとは？ 明治16年の雛人形や、御殿雛、手作りつるし雛など、様々なお雛様も発見。
上下町で、「歴史めぐり・ひなめぐり」！春を探しに出かけましょう・・・