この界隈、堺町には、西国街道と出雲岩見街道の分岐点が存在します！なべさん、松本はその場所から昭和探しを開始。
　まず訪れたのが、分岐点から少し南に下った場所にある、昭和の雰囲気をそのまま残した喫茶店。この辺りは問屋街でモーニングや仕事帰りの客で賑わっていました！創業当時からある看板メニュー"エスカロップチキン"に２人は仰天！？さらに、この喫茶店でお見合いも行われていた！？２人と一緒に昭和の空間にタイムスリップしてみませんか？
　そして、戦前の榎町の地図を所有しているという自転車屋を訪ねます。そこのご主人がまるで生き字引！明治２７年創業、北海道の海産物を多く扱う坂田昆布店にも突撃取材。昔は東の流川、西の土橋と言われていたくらいの繁華街、当時の貴重な話は必見です！
　大ちゃんは甘い物を求めて、とあるカフェへ。そこには昔からの味を受け継ぐあるスイーツが！？その味とは、かつて広島駅近くにあった甘党たむらのクリームぜんざい。若い人達が消えゆく味や物を復刻していく、これも新しい昭和の形です。
　そして、なべさん松本は爆心地から最も近い小学校へ。そこには原爆の傷が残る建物があります。絶対忘れてはいけない悲劇。当時の写真や、被爆した物が残り、２人は改めて原爆の恐ろしさを知ります。ボランティアガイドの方からの貴重な話も心に残ります。
　創業１００年以上。糸の販売から始まり、その後、手芸用品なども扱うお店へ、今は手芸男子の先駆けとなる社長が営む老舗に大ちゃんが訪問します。誰でも出来るデコパージュに挑戦！パワフルな奥様に大ちゃん圧倒される！？
　そしてなべさんと松本が最後に訪れたのは、「おじん」という珍しい看板が目立つ焼肉店。人情あふれる夫婦に惹かれ、プロ野球選手も通い詰めるのだとか。広島の焼肉には欠かせないあの「部位」を提供した先駆けのお店なんだとか！？この店でしか味わえない看板メニューがヒントです！きになる皆さん、是非足を運んでみてください！
　今はすっかりマンションが立ち並ぶ街並み・・・。しかしその分残った人々の絆は強い、十日市界隈の人々の熱い思いと優しさに触れる１時間です！