そば打ち職人・高橋邦弘さん。北広島町「達磨　雪花山房」の店主です。
この店には名人が打つそばを求めて、日本全国からファンが押し寄せます。
２００１年、山梨にあった店を弟子に譲り、旧豊平町に移住して１３年。今や西日本でそばの里といえば、北広島町と言われるまでに...。
高橋さんは、お店でそばを提供する一方、地元のみならず全国各地でそば教室を開催し自らの技術をおしみなく披露。そば会やそば祭りにも積極的に出向き、そば文化を広めてきました。
選び抜かれた素材を使い、磨き上げられた技で生み出される極上のそば。イベントなどでも数時間待ちは当たり前の大人気。それでも、高橋さんはこう言います。

「自分が好きなそばを打つ」

「百人が食べて、百人がおいしいということはあり得ない。僕自身が食べておいしいと思うそばを、多少は他の人もおいしいと思ってくれるに違いない」

そんな高橋さんが、まもなく広島の地を離れることになりました。
最後の営業日は５月６日。「ありがとう！高橋名人」そんな思いをこめ、改めてそばへのこだわりを紹介します。
そして、なんとスタジオで名人がそば打ちも披露。
なんとも贅沢！打ちたてのそばをスタジオでいただきます。

さあ、みなさん！高橋名人の「そばの世界」へどうぞ。