創業６０年、広島ラーメンの老舗「すずめ」が、４月30日をもって惜しまれながら閉店。創業者である父親の味を守り続けてきた２代目・関上道広さんが、病気を患い閉店を余儀なくされました。番組では、その最後の日に独占密着、ラーメンに人生をかけた男の物語を追いました。
　「とにかく美味しいラーメンをつくりたい」そんな思いを胸に、自由の利かない身体で最後の日も、真剣にラーメンに向き合う道広さん。店の外には開店前、すでに１００人以上の行列が...。そのお客さんの前で、感謝の気持ちを直接、伝えたあと、いよいよ最後の営業が始まりました。老舗の味を記憶に刻み込むお客さん。そして、渾身の一杯を提供し続ける店主。そんな中、最後の一杯をめぐって、、、思いもかけない出来事が！
　自分の腕を信じ、走り続けたラーメン人生。60年もの間、継ぎ足され作り続けられた魂のスープは、２つの店舗で引き継がれていくことになっています。
　そして、惜しまれながら閉店する老舗がある一方で、今広島で人気を集めるラーメン店も紹介。雑誌「ラーメンウォーカー」で、総合部門＆新店部門でそれぞれ第１位に輝いたお店とは？上品な透き通った"上湯スープ"を使った中高年に優しいラーメンと「夢は世界への進出！」元祖広島とんこつを掲げるお店の渾身の一杯にご期待ください。